米Appleが腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch」の発売に向けて18Kゴールド製「Apple Watch Edition」の試着および購入希望者を対象に用意している特別待遇について、Apple関連の情報サイト「9to5Mac」が現地時間2015年3月29日に詳しく報じた。

 Apple Watchは、4月24日に日本を含む9カ国/地域で発売する。4月10日に注文の受付を開始し、直営店「Apple Store」では製品を陳列して顧客が実際に手にとって試せるようにする(関連記事:「Apple Watch」の発売に向け、Apple直営店準備着々と)。

 Apple Watch Editionの購入希望者が来店すると、専門スタッフが応対する。ステンレススチール製のスタンダードなApple Watchやアルミニウム製「Apple Watch Sport」の購入希望者のように列に並ぶことなく、特別な「ステーション」と呼ばれる試着テーブルに案内される。

 9to5Macが関係筋から得た情報によると、Apple WatchおよびSportで5分~15分間とされている試着時間は、Apple Watch Editionでは30分間用意され、1度に2種類の製品を試着可能。試着後にさまざまなアクセサリーを選ぶことができ、応対時間は最長1時間という。

 Apple Watch Editionと、Apple WatchあるいはSportとを比較したい場合、スタッフがApple WatchおよびSportの陳列テーブルから希望の製品を持ってくる。

 Apple Watch Edition購入者には2年間、24時間対応のテクニカルサポート(英語)が専用電話番号を通じて提供される。「AppleCare+」を契約すればサポート期間を3年に延長できる。

 購入したApple Watch Editionのセットアップは店内で専用スタッフが行うか、ビデオ通話サービス「Virtual Personal Setup」を通じて自身で自宅で行うことも可能。

 Apple Watch Editionは全8モデルあり、希望小売価格は1万ドル(同128万円)~1万7000ドル(同218万円)となっている(関連記事:Apple Watchは4月10日に予約開始、4万2800円から218万円)。