企業研修やITコンサルティングを手掛けるチェンジは2015年3月30日、ビッグデータやIoT(モノのインターネット)分野で事業拡大を目指す日本企業向けに、インド企業の紹介やM&A(合併・買収)を支援するサービスを開始したと発表した。同社は2015年度中に、日本企業に対して約100社の現地企業を紹介し、5社の提携を実現することを目標に掲げる。

 インドにおける提携先の選定から紹介、デューデリジェンス(資産査定)、M&A、合意後の統合プロセス支援まで一括で提供する。インドの法律や会計、商習慣については、現地の法律事務所やM&Aのアドバイザリー会社と連携しながら、対応を支援する。

 チェンジがこれまで培ってきた日本企業向けのビッグデータ活用支援やインド市場におけるコンサルティング業務の知見や人脈、ノウハウを融合した。チェンジによれば、国内でビッグデータやIoT関連の人材不足が顕在化しており、海外でのリソース調達が不可避な状況という。料金は個別見積もりとなる。