米Intelは、2015年第1四半期の売上高見通しを約10億ドル下方修正すると現地時間2015年3月12日に発表した。企業向けデスクトップパソコンの需要が想定を下回り、パソコンのサプライチェーン全体にわたって在庫水準が予想より低下しているためと説明している。

 同社は、第1四半期の売上高見通しを、従来の137億ドル(プラス/マイナス5億ドル)から128億ドル(プラス/マイナス3億ドル)に引き下げた。

 「Windows XP」からの買い換えが中小企業で期待ほど進んでいないほか、欧州を中心にマクロ経済や為替を巡る状況がますます困難になっていることを要因として挙げた。

 下方修正の発表を受け、同社の株価は1.53ドル(4.73%)安の30.80ドルで通常取引を終えた。

 同社は、第1四半期の決算を4月14日に発表する予定。

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