無線通信機器メーカーの仏パロットは2015年3月12日、同社が開発するドローン(小型無人飛行機)「Bebop Drone」を4月上旬から日本国内で販売すると発表した。パロットは1994年に設立されたメーカー。自動車の車載サービス向けの通信機器やオーディオ機器など開発している。2010年からドローンを発売しており、全世界で累計約150万台の売り上げ実績がある。

 Bebop Droneは、パロットが販売するドローンの第3世代(写真1)。静止画や動画の撮影が可能だ。従来モデルから強化した点は、魚眼レンズ付きカメラを搭載していること。本体の姿勢を変えずに、撮影範囲を水平方向に動かすなどができる。

 静止画の解像度は4096×3072ピクセルで、保存形式はJPEG/RAW/DNG。動画は1920×1080ドットを30fps(フレーム/秒)で撮影可能。保存形式はH.264。いずれも本体に内蔵している8Gバイトのフラッシュメモリーに記録する。バッテリーの連続駆動時間は約11分。本体重量は400g。

写真1●Bebop Drone
写真1●Bebop Drone
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