日本通信は2015年3月12日、Android 5.0搭載のスマートフォン「VAIO Phone」を発表した。VAIO株式会社がデザインを手掛けた。音声通話とデータ通信が可能な専用のSIMカードを用意する。端末の一括購入価格は5万1000円(税別、以下同)。端末代金を24回払いにする場合、音声通話と容量上限なしの高速定額プランを組み合わせたときは月額3980円、音声通話と容量上限1Gバイトのプランだと月額2980円。

写真1●VAIO株式会社がデザインを手掛けた「VAIO Phone」
写真1●VAIO株式会社がデザインを手掛けた「VAIO Phone」
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 VAIO Phoneのディスプレイは1280×720ドット。プロセッサーは1.2GHz動作のクアッドコア。メモリー2Gバイト、ストレージ16Gバイトを内蔵する。カメラの画素数は背面が13Mピクセル、前面が5Mピクセル。マイクロSIMに対応する。

 バッテリー容量は2500mAhで、バッテリーの取り外しはできない。連続通話時間は最大約800分、連続待ち受け時間は最大約500時間。外部ストレージとして最大64GバイトまでのmicroSDカードを利用できる。外形寸法は縦141.5×奥行き71×厚さ7.9mm。重量は約130g。

写真2●表側と裏側はいずれもガラス素材
写真2●表側と裏側はいずれもガラス素材
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写真3●電源や音量のボタンは右側面にある。左側面にはmicroSDカードスロットを備える
写真3●電源や音量のボタンは右側面にある。左側面にはmicroSDカードスロットを備える
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 通信プランは、専用の「VAIO Phone 高速定額」を用意する。初期手数料は3000円で、このときの端末代金は4万8000円(2000円×24回払い)。月当たりの高速データ通信容量によって、月額1980円の「高速定額」と月額980円の「ライトプラン」という2種類のプランを選べる。音声通話は30秒当たり20円。

 高速定額は、月当たりのデータ容量制限がない。ライトプランは、高速通信できるデータ容量が月当たり1Gバイト。1Gバイトを超えると、上り/下りとも200kbpsになる。利用可能データ量の繰り越しはできない。100MB当たり300円または500MB当たり1200円で、高速通信可能なデータ容量を追加できる。