写真●「ColorWorks TM-C7500」シリーズ
写真●「ColorWorks TM-C7500」シリーズ
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 セイコーエプソンは2015年3月10日、毎秒300mmの印刷が可能な業務用カラーインクジェットラベルプリンター「ColorWorks TM-C7500」シリーズを発表した(写真)。3月23日から順次発売する。マットインク搭載の「TM-C7500」と、光沢紙対応のフォトインク搭載の「TM-C7500G」の2機種をラインアップ。いずれも標準価格は74万8000円(税別)。

 紙幅サイズのプリンターヘッド「PrecisionCore(プレシジョンコア)ラインヘッド」を国内で初搭載した。ヘッドを移動させずに印刷するため、高速かつ高画質な印刷が可能だという。また、ヘッドのノズル詰まりを自動確認する「ノズル自己診断システム」を搭載。万が一、詰まりが解消できない場合は、同一ライン上のノズルや隣接するノズルで補完印刷して印刷品質を保つとしている。

 印刷解像度は600×1200dpi。ラベル幅は4インチ(約10cm)に対応。用紙は8インチ(約20cm)径のロール紙がセット可能。また、オプションの「巻き取りユニット」を装着すると、印刷したラベルを自動で巻き取れる。

 インクには4色顔料インクを採用。耐水性や耐アルコール性に優れるという。大容量の独立カートリッジを採用した。耐久性は500km(最大650万枚相当)。インタフェースは、USB 2.0とギガビットイーサネット。本体寸法は幅392×奥行き598×高さ395mm、重さは約37kg。