グーグルは2015年3月11日、新たに撮影した東日本大震災の被災地のストリートビュー画像を公開した。同日公開した特設サイトからアクセスできる。
今回追加したのは、福島県の避難指示区域に位置する24施設内のパノラマ画像、岩手県内12地区の復興作業の様子を伝えるストリートビュー(写真)、岩手県の田老エリアおよび宮城県石巻エリアの「海からのストリートビュー」。
福島県の24施設の画像は、被災した施設の画像を記録・保存する「震災遺構デジタルアーカイブプロジェクト」の一環として、同社が撮影した。岩手県内12地区のストリートビューは、Googleマップのトレッカーパートナープログラム(外部団体に撮影機材を貸し出して、アクセスの悪い場所でのストリートビュー画像収集を依頼する取り組み)に参加したUR都市機構が、同機構が取り組む復興事業の現場を撮影したものだ。