同サービスでは、ユーザーが所有車両や運転者に関する情報などを入力すると、最大14社の保険商品の見積もりを比較できる。

 見積もりを確認後、画面からすぐに電話発信して保険外交員に詳細を尋ねたり、あるいは保険会社がオンライン購入機能を提供している場合、簡単に購入手続きに移動したりできる。

 電話発信の際は、音声通信管理サービス「Google Voice」で生成する発信者IDを使うため、ユーザー個人の電話番号が相手に渡ることはないとしている。

 まずはカリフォルニア州で提供を開始し、その後、他の州にも拡大する。拡大とともに、レビューや格付け機能なども追加していく予定という。

米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、Googleはすでに英国で自動車保険や旅行保険などを比較するGoogle Compareサービスを展開しており、同様のサービスを米国でも始める様子だと、1月に伝えられていた。同社は米国48州およびコロンビア特別区で自動車保険販売の許可を取得していると見られる。

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