東芝ソリューションは2015年3月3日、災害時にサプライチェーンへの影響をグローバルで調査・レポートする「サプライチェーン見守りサービス for BCP」を発表した。料金は月額30万円台から(サプライヤ50社当たり)。4月から提供を開始する。

 サプライチェーン見守りサービス for BCPは、災害時に取引先のサプライヤへの影響度調査と、実際の被災状況の情報収集を行うもの。同社のクラウド型サプライヤ管理システム「ProcureMeister」を基盤としたサービスだ。

 世界のどこかで災害が発生すると、同サービスではまず地図上に被災想定地域を表示し、その地域にある取引先を一覧表示する。次にその地域内の取引先へ、影響調査依頼メールを一斉送信。サプライチェーン全体への影響を取りまとめてレポートする。

 取引先情報の収集代行サービスも標準で提供する。初期サービスとして、取引先情報の新規登録とデータ移行を代行。一次取引先の決算発表後には、企業情報(拠点情報、営業情報、決算・資本情報など)を収集・更新する。