米Googleは現地時間2015年2月27日、米カリフォルニア州マウンテンビューにある本社キャンパスの再開発計画を地元市議会に提出したと発表した。同社のSNS「Google+」で新キャンパス完成予想のレンダリング画像を掲載している(図)。Googleが一から設計したオフィスを建設するのはこれが初めてだという。
米Googleは現地時間2015年2月27日、米カリフォルニア州マウンテンビューにある本社キャンパスの再開発計画を地元市議会に提出したと発表した。同社のSNS「Google+」で新キャンパス完成予想のレンダリング画像を掲載している。Googleが一から設計したオフィスを建設するのはこれが初めてだという。
新キャンパスは、半透明の天蓋に覆われたドームのような造りになっている。巨大な温室を思わせる屋内は、気候を制御することが可能。屋内外に緑を配し、自転車でキャンパス内を移動するための専用道を敷く。
Googleによれば、「動かせないコンクリートのビルを建てるのではなく、新たな製品開発プロジェクトに応じて移動できる軽量なブロック式の構造にする」という。
コミュニティーとの融合も重視し、近隣の人々が行き来してレストランなどのショップや、自転車専用道を利用できるようにする。環境にも配慮し、再生可能エネルギーを積極的に活用するとしている。
Google以外にも、米Appleが宇宙船のような新しいキャンパスの建設を進めており、米Facebookも著名な建築家Frank Gehry氏の設計による新キャンパス建設を計画している(米Wall Street Journal)。
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