米IBMは2015年2月24日、モバイルアプリケーションの開発基盤を資生堂に納入したと発表した。資生堂は国内で働く約1万人の美容部員(ビューティーコンサルタント)が接客のノウハウや顧客の声を収集・共有しやすくし、顧客満足度の向上に役立てる。

 IBMが納入したのは「MobileFirst Platform」。美容部員が使う専用タブレット「ビューティータブレット」向けのアプリケーション開発基盤として活用する。資生堂は2013年にビューティータブレットを導入していた。

 資生堂はMobileFirst Platformを活用し、複数の業務アプリを開発する。例えば、接客のヒントやコツ、業務に対する感想を共有するアプリを実装し、全国の美容部員が成功事例を共有しやすくする。

■変更履歴
第1段落と第2段落でIBMは基盤ソフトを納入するとしていましたが、資生堂に納入済みでした。お詫びして訂正いたします。本文は修正済みです。[2015/2/27 19:15]