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 米Googleは現地時間2015年2月19日、電子メールアプリケーション「Inbox」をタブレット端末に最適化したと発表した。米Appleの「iPad」とAndroid搭載タブレット端末のユーザーは、iOS版およびAndroid版アプリケーションをダウンロードして利用できる。

 Inboxは、昨年10月から招待制で提供している電子メールサービスで、Webメールサービス「Gmail」と同じ開発チームが手がけている(関連記事:Google、新たな電子メールサービス「Inbox」を招待制で開始)。To-Do(やるべきこと)に基づいた機能など、大量のメッセージを効率的に処理および管理するための機能を備えている。

 当初は、Appleの「iPhone」とAndroid搭載スマートフォン向けにアプリケーションを公開し、Web版は「Chrome」ブラウザーのみ対応していた。

 同社はこのたびWeb版の動作環境も拡大し、「Firefox」と「Safari」ブラウザーでも利用できるようにした。

 なおInboxは引き続き招待制となっており、新規利用希望者は「inbox@google.com」にメールを送信して申し込む必要がある。

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