ドン・キホーテは2015年2月17日、7種類の外貨を使って精算ができるサービスを開始すると発表した。2月18日から、訪日外国人の利用が比較的多い全国20店舗で始める。外貨と日本円を組み合わせて精算できるようにし、訪日外国人のニーズに応える。

 訪日外国人は専用の免税カウンターで、中国元や台湾ドル、韓国ウォン、タイバーツ、香港ドル、米ドル、ユーロを使って精算できる。店員は専用アプリを搭載したタブレット端末を使って、商品の購入金額を外貨に換算したり、お釣りの額を計算したりする。紙幣だけを取り扱い、お釣りは日本円で支払う。

 タブレットに搭載する専用アプリは、ドン・キホーテグループのアクリーティブが開発した。ドン・キホーテは2015年2月19日から、銀聯カードで決済ができるサービスも提供する。既に訪日外国人向けの商品予約サイトを開設し、旅行前に予約した商品を店舗で受け取れるようにしている。