2015年2月16日、VAIO株式会社は都内で新商品発表会を開催し、フラグシップノートPC「VAIO Z」と、クリエイター向け「VAIO Z Canvas」を発表した(写真1)。
発表会には、VAIO代表取締役社長の関取高行氏が登壇。新VAIO Zの発表にあたって、「2014年7月に発足した新会社として初めて、ゼロから作ったモデル。240人の全社員が『本質+α』のものづくりに取り組んできた」と説明した(写真2)。
新モデルは長野県安曇野市の工場で仕上げ、品質チェックを行う「安曇野FINISH」によるものという。「タブレット型のプロトタイプを先行公開し、ユーザーのフィードバックを受けながら開発を進めていく『共創』を試みた」(関取氏)として、ソニー時代とは異なるプロセスを採用。「顧客視点ではなく、『個客』視点から、ユーザーが本当に必要なものを作りたかった」(同)と狙いを語った。
ビジネスに「最高のアウトプット」を求める人のためのPC
新VAIO Zの詳細については、VAIO商品プロデューサー商品企画担当ダイレクターの伊藤好文氏が解説した(写真3、4)。