写真●フリーが提供するiPhoneアプリの確定申告書類作成の画面例
写真●フリーが提供するiPhoneアプリの確定申告書類作成の画面例
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 中小企業向けにクラウド会計サービス「freee(フリー)」を提供するフリーは2015年2月12日、iPhone向けのアプリに確定申告書類の作成機能を追加した(写真)。「新機能の追加により、モバイル端末のみで確定申告書類の作成作業を完結できる」とフリーは説明する。

 追加したiPhoneアプリの機能は、青色決算書と確定申告書の編集・出力機能や、確定申告に必要な情報の設定機能。これまでfreeeは、銀行やクレジットカードの利用データを自動で取り込み記帳する機能や、レシートを撮影して現金決済した経費を記帳する機能などを提供していた。

 新機能の追加によりiPhoneアプリのみで、記帳したデータを基に青色決算書と確定申告書を作成できるようになった。iPhoneアプリで作成した書類は手持ちのプリンターや、コンビニエンスストアのプリントサービスを利用して印刷することを想定している。

 freeeは2013年3月19日にサービス提供を開始。利用事業所数は2015年2月4日に20万を突破した。

■変更履歴
記事公開当初、4段落目で「利用事業数は2015年2月末に20万を突破する見込み」としておりましたが、「利用事業所数は2015年2月4日に20万を突破した」とのことです。お詫びして訂正いたします。本文は修正済みです。 [2015/02/12 17:30]