写真◎スマートフォン「Samsung Z1」
写真◎スマートフォン「Samsung Z1」
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 韓国Samsung Electronicsは、先月インドでリリースしたスマートフォン「Samsung Z1」(写真)を、バングラデシュで現地時間2015年2月3日に発売した。

 Z1は、同社が中心となって取り組んでいるモバイルOS「Tizen」を搭載し、初めてスマートフォンを所持するユーザーに焦点を当てている。インドでは希望小売価格5700インドルピー(約90ドル)で販売しており(関連記事:Samsung、100ドルを切るTizenスマホ「Z1」をインドで発売)、「インド市場での反応は良好」だとしている。

 4インチのWVGA(解像度は480×800ドット)PLS液晶ディスプレー、310万画素のメインカメラを搭載。動作周波数1.2GHzのデュアルコアプロセッサ、768MバイトのRAM、4Gバイトのストレージ(microSDカードにより最大64Gバイトに拡張可能)を備える。デュアルSIMに対応する。

 バッテリー容量は1500mAhで、連続駆動時間はビデオ視聴なら7時間、通話なら8時間としている。電力消費を最小限におさえる「Ultra Power Saving Mode」機能などを提供する。

 Samsungは、Z1リリースを記念し、Tizen対応アプリケーション配信/販売ストアにおける売り上げ(アプリ内購入も含む)の開発者への分配率を1年間100%にする。

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