総務省 近畿総合通信局は2015年2月4日、阪神ケーブルエンジニアリングから申請のあった地域BWAシステムによる地域の公共サービス提供を目的とした基地局に対して、同日に予備免許を付与したと発表した。

 今回の予備免許は、地域BWAシステムの高度化に関連した制度整備が2014年10月に施行されてから国内初となるもの。技術方式は、AXGPを採用する。

 阪神ケーブルエンジニアリングは、「インターネット接続サービス」および「河川監視及び気象情報の提供」といったサービス内容を予定する。基地局数は1局で、周波数帯域幅は10MHz幅である。

 免許の対象区域は兵庫県神戸市の一部地域(灘区周辺)。サービス提供開始時期は、2015年8月を予定する。

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