画面●2015年2月1日に東京都内で開催される撮影会「インスタミート」の告知
画面●2015年2月1日に東京都内で開催される撮影会「インスタミート」の告知

 米フェイスブック(Facebook)傘下のスマートフォン向け写真共有サービスであるインスタグラム(Instagram)は2015年2月1日から28日までの間に、日本の全47都道府県で「インスタミート(InstaMeet)」と呼ぶ撮影会を実施する(画面)。

 2月1日に東京の上野公園や浅草など7カ所で開催するのを皮切りに、白川郷(岐阜県白川村)や男木島(高松市)など全国100カ所以上でインスタミートを実施する。

 これまでのインスタミートは主に、ユーザーが集中する米国の大都市部などで開催されてきた。日本全国各地で同時期にインスタミートを開催するのは初めての試み。日本の地方の魅力を世界中に発信するきっかけになる可能性がある。

 インスタミートはインスタグラム版“オフ会”の通称である。ユーザーが実際に集まって特定のテーマで写真を撮影。感想を話し合ったり、ハッシュタグ(今回は「#MeetMeJapan_Tokyo」など)を付けてインスタグラム上で共有したりする。インスタミートの個々の会合はユーザーのコミュニティーが自主的に開催し、インスタグラム側は告知や運営などでコミュニティーを活性化するための支援を行っている。

 インスタグラムはフェイスブックが2012年に買収したサービス(関連記事:FacebookがInstagram買収を完了、独立事業としてサービス継続)。現在もフェイスブックとは独立したサービスとして運営されている。全世界では月間アクティブユーザー数が2014年12月に3億人を突破したと発表しており、急速に利用者層が拡大している(関連記事:Instagramの月間アクティブユーザーが3億人突破、Twitterを上回る)。

 手軽に写真を投稿できるシンプルさから若年層の利用が増えており、“若者のフェイスブック離れ”を補完しているとの見方がある。日本でも、写真愛好家のコミュニティーや、スポーツ選手やモデル・タレントなどの著名人ユーザーが牽引する形で利用が広がっている。

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Instagram #MeetMeJapan_Tokyoの告知
@instagramjapan公式アカウント