図1●intelligent HOMEのシステム構成と情報の流れ方
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図2●今後の展開スケジュール
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図3●料金表
図3●料金表
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 イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)は2015年1月29日、スマートフォンやタブレットで外出先から家の中の様子を確認し、見守りなどに役立てられるスマートホームサービスの「イッツコム インテリジェント ホーム(intelligent HOME)」の申し込み受け付けを2月1日に開始すると発表した。

 このサービスでは、インターネットに接続されたゲートウエイ(ホームコントローラー)を介し、宅内に設置するセンサーの信号を検知して指定のアドレスに通知したり、様々なデバイス(機器)を外出先からコントロールしたりできる(図1)。同サービスの利用により、例えばIPカメラやモーションセンサーを使った子供の帰宅や高齢者、ペットの見守りなどが可能になる。イッツコムは、米Icontrol Networksのスマートホーム・システムである「タッチストーン」を利用して同サービスを提供する。

 2月1日には、ドアや窓の開閉を知らせる「ドア・窓センサー」や、人の動きを検出して知らせる「モーションセンサー」、センサー類と連動して映像を記録する「IPカメラ」の申し込み受け付けを開始する。2月中旬より順次工事を開始してサービスを提供する。

 2015年春には、「警備員の駆けつけサービス」やエアコンや照明器具等のスイッチをオン・オフする「家電コントローラー」の提供開始も予定する。2015年夏の開始予定サービスとしては、外出先で鍵のかけ忘れを確認したり遠隔施錠を行ったりできる「電子錠」を挙げている(図2)。緊急時のテレビ自動立ち上げ機能を持つ「イッツコム テレビ・プッシュ」との連携も予定しており、将来的にはヘルスケアやエネルギーマネージメントなどにもサービス分野を広げていくという。

 intelligent HOMEの基本利用料は、1台につき月額2980円(税別)で、「iTSCOM.net」加入者の場合は月額1980円(同)。同サービスに必要なゲートウエイのレンタル提供料は月額300円(同)、購入の場合は1台につき1万8000円(同)。IPカメラやドア・窓センサー、電子錠といったデバイスの有料レンタル提供も行う(図3)。

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