写真●「OneDrive」で追加されたフォトアルバム機能
写真●「OneDrive」で追加されたフォトアルバム機能
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 Microsoftは現地時間2015年1月28日、クラウドストレージサービス「OneDrive」の写真保存に関する機能強化を発表した。OneDriveへの写真アップロードの簡素化を図るほか、フォトアルバム機能を追加する(写真)。

 OneDriveのモバイルアプリケーションではスマートフォンで撮影した写真をOneDriveに自動的アップロードする機能を提供しているが、2月より、パソコンでも手軽にアップロードできるようにする。「Windows 7」および「Windows 8」パソコンにデジタルカメラやUSBドライブなどを接続すると、それらデバイスに格納されている写真を自動でOneDriveにアップロードする。パソコンでスクリーンショットを撮ってOneDriveにすぐに保存することも可能になる。

 自動アップロードされた写真は「Camera imports」フォルダーに保存され、スクリーンショットは「Screenshots」フォルダーに振り分けられる。

 また、新たな「Albums」機能では、OneDriveの異なるフォルダーに保存された複数の写真や動画を組み合わせて画面いっぱいに表示する。実際の画像ファイルをコピーしたり移動したりせずにまとめて閲覧できる。

 Albums機能はすでにWeb版とiOS向けアプリケーションで利用可能。近日中に、Android向けとWindows Phone向けアプリケーションでも提供する。

 そのほか、検索エンジン「Bing」との連係により、OneDrive上のファイルを手軽に検索できるようにする。OfficeドキュメントやPDF文書に含まれるテキストをもとにファイルを探し出したり、写真の撮影時間や場所、画像から抽出された文字、タグなどによって目当ての画像を見つけることができる。

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