図●スマート電力量メーターの情報を活用したサービス展開のイメージ
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 NTT西日本とNTTコムウェアは2015年1月27日、スマート電力量メーターとNTT西日本が提供する「光BOX+」間の通信(Bルート)に用いられるスマート電力量メーター・HEMSコントローラー間のECHONET Liteアプリケーション認証(SMA認証)を取得したと発表した。

 NTT西日本とNTTコムウェアは、光BOX+へECHONET Lite規格に準拠した家電コントローラー機能を搭載し、ICTを活用したエネルギー管理システムの取り組みを進めていた。このたび、ECHONET Lite規格およびSMA仕様書の接続認証を行う第三者認証機関として「一般社団法人エコーネットコンソーシアム」から認定を受けている「神奈川工科大学HEMS(ECHONET Lite)認証支援センター」において、認証試験を受験し、2015年1月23日付けでSMA認証を取得した。今回SMA認証を取得した機器構成は、光BOX+と、スマート電力量メーターと無線通信をする「920MHz USBアダプター」である()。

 SMA認証の取得により「光BOX+」とインターネット接続を経由し、電力消費量を把握することが可能となった。今後はこの機能を活用した、「フレッツ光」や「光BOX+」の販売拡大、エネルギー関連事業者や家電・機器メーカー、アプリケーション提供事業者などとのさらなるアライアンス拡大を目的として取り組みを進めていく。

 またエネルギー関連事業者や家電・機器メーカー、アプリケーション提供事業者とのアライアンスを通じて、スマートメーターを通じて収集される電力消費量データを活用した、利用者にとってより便利で賢くエネルギーを利用できるサービス創出に向けた取り組みを進める方針である。

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