写真やイラストなど素材投稿販売サイト「PIXTA」を運営するピクスタ(東京都渋谷区)は2015年1月26日、同社が提供している定額制の素材ダウンロードサービス「Imasia(イメージア)」のAPIを外部企業に公開すると発表した。イメージアで提供する約740万点の写真やイラスト、動画素材などを利用できる。

画像●ピクスタがAPIを公開した、定額制の素材ダウンロードサービス「Imasia(イメージア)」
画像●ピクスタがAPIを公開した、定額制の素材ダウンロードサービス「Imasia(イメージア)」
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 第一弾として、YouTubeを舞台に活躍するタレント、いわゆる「YouTuber(ユーチューバー)」のマネジメント業務を運営するUUUM(東京都港区)が同日より開始したクリエーター支援プログラム「UUUMネットワーク」へ提供し始めた(画像)。同プログラムに参加しているクリエーターはUUUMのページから無償でPIXTAの写真やイラストをダウンロードでき、各制作物に利用できるようになった。動画素材は、UUUMが一括購入した50点のみが無償利用の対象になるという。

 PIXTAには現在、約14万5000人のクリエーターが登録しており、2015年1月16日時点でダウンロード可能な素材点数が1000万点を突破している。今後、同社はAPIの提供先を広げることによって素材の利用を広げていきたい考えだ。