2015年1月18日、東京・下北沢にて「Bar android Extended #3 オープンアイデアハッカソン」が開催された。

 本ハッカソンは、Androidに関わる有志が集う場所としてスタートした「Bar android」が主催。2014年11月から草の根的にアプリ開発の会を設けてきたが、本格的なハッカソンは今回が初めてとなる。テーマはAndroid WearとソニーのCamera Remote APIで、このいずれか、もしくは両方を用いてユニークなアプリを作るのが目的だ。

 ただし、オープンアイデアの名の通り、事前にアイデアが10数個共有され、そのアイデアを発展させるまたは追加するといった形での提案も認められた。また、Beaconなど他技術との組み合わせも歓迎するなど、多方面からのアプローチも取り込めるようにした。

写真1●ホワイトボードを用いて参加者にレクチャーする加畑氏
写真1●ホワイトボードを用いて参加者にレクチャーする加畑氏
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 ウエアラブル・デバイスやIoT(Internet of Things)の隆盛を見越してか、会場となった下北沢のカフェ「Blue Monday」は開発者で満員となった。ハッカソン中には、主催者であるBar androidの代表・加畑健志氏(通称kabayan。スマートフォン向けアプリ『Toneconnect』ほかの開発者)がホワイトボードを使用して参加者に即席講義する場面なども見られた(写真1)。