Office 365の販売を手がけるネクストセットは2015年1月20日、Office 365上で利用できる付加機能を拡充し、新たに組織カレンダー機能「ネクストセット・組織カレンダー for Office 365」(画面)の提供を開始した。これを使うと、組織やグループの単位でメンバーのスケジュールを一覧表示できる。組織カレンダー機能の価格(税別)は、1ユーザー当たり月額100円。

画面●ネクストセット・組織カレンダー for Office 365の画面例
画面●ネクストセット・組織カレンダー for Office 365の画面例
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 ネクストセット・組織カレンダー for Office 365は、Office 365の機能を拡張するアドオンアプリケーションの一つであり、組織単位でメンバーのスケジュールを一覧できるようにするものである。機能自体はネクストセットが月額制のSaaSとして提供し、Office 365と連携して動作する形になる。連携機能は、Office 365のSharePointアプリとして用意している。

 主な機能は以下の通り。グループをツリー階層で一覧表示できる。個々のグループに所属するメンバーのスケジュールを一覧表示できる。複数メンバーで共有している共有カレンダーも表示できる。会議室などのリソースも同時に表示して確保できる。予定の作成時には、複数メンバーの予定を同時に作成でき、会議室を同時に予約できる。

 同社はこれまで、10種類の付加機能をOffice 365向けに提供してきた。今回これに組織カレンダーを追加した形である。これにより、提供済みの付加機能は全11種となった。「シングルサインオン」、「組織ワークフロー」、「組織カレンダー」、「組織アドレス帳」、「組織ドキュメント管理」、「掲示板/回覧板」、「行先予定/在席確認/伝言メモ/共有TODO」、「タイムカード」、「ブラウザ切替機能」、「安否確認」---である。

 今後提供する新機能として、「拡張フォーム/アンケート」、「Myポータルガジェット」、「メール/SNS誤送信防止機能」などを予定している。