富士通は2015年1月20日、都内でPCやタブレットに関する新製品発表会を開催し、独自方式による無線ディスプレイデスクトップPCなど、新製品を発表した。

 発表会には、富士通 執行役員常務 ユビキタスプロダクトビジネスグループ グループ長の齋藤邦彰氏が登壇。「富士通では新社長の発表があり、富士通の新しい未来を予感した。PC新製品もそれに負けないくらい、未来に向けたラインアップになった」と説明した(写真1)。

写真1●富士通 執行役員常務 ユビキタスプロダクトビジネスグループ グループ長の齋藤邦彰氏
写真1●富士通 執行役員常務 ユビキタスプロダクトビジネスグループ グループ長の齋藤邦彰氏
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 停滞が指摘されるPC市場については、「ビジネス的には厳しい環境だが、まだまだチャンスはある」との見通しを語った。

富士通独自の無線ディスプレイが特徴の「GHシリーズ」

 PC新製品については、富士通 執行役員 パーソナルビジネス本部 本部長の竹田弘康氏が登壇。個人向け6機種、法人向け6機種の新製品を披露した(写真2)。

写真2●富士通 執行役員 パーソナルビジネス本部 本部長の竹田弘康氏
写真2●富士通 執行役員 パーソナルビジネス本部 本部長の竹田弘康氏
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 PC・タブレット製品の基本的な開発方針としては、「高性能や高品質の上に、富士通のモビリティ、セキュリティ、ユーザビリティ技術を載せる。商品ごとにニーズに合わせたベストフィット、オンリーワンの付加価値を提供していく」(竹田氏)と説明した。