画面●日本女子プロゴルフ協会のWebサイト
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 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は2015年1月16日、不正アクセスによって選手の顔写真などが流出したと発表した(画面)。外部に流出したデータは、約2万件に上るとの報道もある。

 LPGAによると2015年1月14日、同協会が保有するサーバーに不正アクセスの痕跡があることが判明。調査の結果、サーバー内に格納していた選手や取材記者、選手のマネージャーの顔写真などが外部に流出していることを確認した。写真データのファイル名には個人の名前が記載されているものもあった。現時点では、住所、性別、生年月日、電話番号やクレジットカード番号といった情報の漏洩は確認していないという。

 LPGAは、鈴木美重子副会長を委員長とする調査委員会を発足。不正アクセスの原因や経路などの本格的調査とセキュリティ対策の強化を進めるとしている。