トランスウエアは2015年1月8日、Webブラウザー画面からファイルを出し入れするオンラインストレージサービス「Active! drive SS」(画面)を開始した。有効期限が切れると中身が消える格納領域(ドライブ)を作成できる点が特徴。

画面●Active! drive SSのWeb画面
画面●Active! drive SSのWeb画面
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 Active! drive SSは、Webブラウザー上で、ドライブを作成したり、ドライブへファイルを登録したりできる。ユーザー専用ドライブのほか、複数ユーザーで共有アクセス可能なドライブも作成可能だ。

 特徴は、最大14日間で内容が自動的に消えるドライブを利用できることである。有効期限を設定して利用する。基本サービスで作成できるのは期限付きのドライブ(容量は2Gバイト)だけ。1アカウント当たり1カ月に10個まで作成できる。無期限ドライブが必要な場合は、容量に応じて追加購入する(10G/100G/1Tバイト)。

 ほかのユーザーにファイルを受け渡したい場合は、専用のウィザード画面を介して、期限付きドライブの作成、アクセスできるユーザーの設定、ファイルのアップロード、ドライブのURLとログインパスワードの通知などを行える。URLとログインパスワードを受け取ったほかのユーザーは、ドライブにアクセスしてファイルのダウンロードやアップロードができる。ファイルの受け渡しは、1カ月に10件まで。

 利用料金(税別)は、基本サービスが1ユーザー(アカウント)当たり月額300円。無期限ドライブの追加費用は、容量10Gバイトで月額3万円、100Gバイトで月額6万円、1Tバイトで月額30万円。無期限ドライブはアカウントごとに契約する必要はなく、複数アカウントで共有して使える。サービスの最低利用期間は12カ月である。