インドの不動産ポータル「CommonFloor.com」は現地時間2015年1月8日、米Googleの投資事業Google Capitalから資金を調達したと発表した。Google Capitalのアジア投資はこれが3件目という。

 Google CapitalのパートナーであるDavid Lawee氏は、「インドのオンライン不動産市場は大幅な成長を目前にしている。我々はCommonFloor.comの優秀なチームと今後何カ月、そして何年も密に協力することを楽しみにしている」と述べた。

 インド政府は2022年までに全国民に住宅を供給する政策を打ち出しており、インドのオンライン不動産セクターが勢いづく中での出資となる。

 CommonFloor.comは2007年にSumit Jain氏、Lalit Mangal氏、Vikas Malpani氏が共同で設立した。現在従業員は1000人以上で、200市にわたる50万件以上の物件を扱っている。

 Google Capitalは昨年9月にGoogleが立ち上げた事業。Google Venturesが主にアーリーステージを対象とするのに対し、Google Capitalは成長段階の新興会社を対象にする。

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