写真1●米スナップトラックスが開発する「Tagg GPS Plus」は、犬や猫などのペットに装着する。写真では首輪部分に着けている
写真1●米スナップトラックスが開発する「Tagg GPS Plus」は、犬や猫などのペットに装着する。写真では首輪部分に着けている
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写真2●アプリで、端末を装着するペットの居場所を特定できる
写真2●アプリで、端末を装着するペットの居場所を特定できる
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写真3●Tagg GPS Plusは加速度センサーや温度センサーを搭載。一回の充電で最大20日間連続で使用できる
写真3●Tagg GPS Plusは加速度センサーや温度センサーを搭載。一回の充電で最大20日間連続で使用できる
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 米国ラスベガスで1月6日(現地時間)から開幕する「2015 International CES」。開幕前日の5日夜に開催された報道関係者向けの展示イベント「Digital Experience!」で、米スナップトラックスがペット向けのウエアラブル端末「Tagg GPS Plus」を披露した(写真1)。

 利用者は、Tagg GPS Plusが内蔵しているGPSでペットの居場所を把握できる。温度センサーと加速度センサーも搭載しており、装着したペットの健康状態を把握できるという。同社のスコット・ニューバーガーCEO(最高経営責任者)は「ペット向けの活動量計として、Fitbitのような製品を目指している」と話す。

 GPSや各種センサーが取得したデータは、無線LAN経由で同社のサーバーに送信される。サーバーでは運動の強弱などを解析し、活動量としてスマートフォンやタブレットの専用アプリに送信する。利用者はアプリを使ってペットの位置情報や健康状態を確認する(写真2)。アプリはiOSとAndroidで利用できる。バッテリーに1回の充電(約2時間)すると、最大20日間連続で動作するという(写真3)。

 同社のWebサイトで2015年2月に発売する。価格は本体が119.95ドル。活動量や位置情報をアプリで確認するには月額1.95ドルのサービス料が必要になる。