伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2014年12月24日、同社のプライベートクラウドソリューション「VM Pool」に、新たなラインアップとしてヴイエムウェアのネットワーク仮想化製品「VMware NSX」とマルチクラウド管理ツール「VMware vRealize Automation(旧VMware vCloud Automation Center)」を加え、「Next Generation VM Pool」として販売を始めると発表した()。

図●「Next Generation VM Pool」の提供範囲
図●「Next Generation VM Pool」の提供範囲
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 新たに加わったSDN(ソフトウエア・デファインド・ネットワーキング)や運用管理ツールを活用することで、ユーザーは仮想サーバーの移動や増減に伴うネットワークの設定変更などの運用作業を自動化できる。Next Generation VM Poolを使えば、ユーザーはシステム管理業務を効率化でき、「運用コストを最大で6割削減できる」(CTC)という。

 販売価格は、最小構成で約2000万円(税別)から。 社内システムの統合やITサービスの自動化などを検討している企業を中心に販売し、1年間で30億円の売り上げを目指すという。