ケイ・オプティコムは2014年12月18日、スマートフォン向けの通信回線を提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス「mineo(マイネオ)」の新料金プランを発表した。従来より値下げする。2015年2月から開始する。
データ容量1GBのプランは、従来の月額980円から850円に下げる。2GBプランは従来の月額1580円から980円に、3GBプランは4GBに増量した上で月額1580円にする(写真1)。
主力は1GBプランと位置付ける。1GBプランを廃止する他社サービスもある中、「日本のスマートフォンは割高で無駄が多いと考えている人が多いのでは。必要なとき必要なだけ使えるサービスとして訴求する」(モバイル事業戦略グループの津田和佳グループマネージャー)ことで、さらなるユーザーの獲得を目指す。現状ではユーザーの7割が1GBプランを選択しているという。
低価格化しながらも「安かろう悪かろうにならないように、快適に通信できる通信品質を整える」(津田グループマネージャー)と、一定の通信品質を維持していく方針を示した。同社では、6月のサービス開始から、ユーザーが増えるにつれて月に1~2回の回線増強を継続している。
新端末として京セラ製の防水スマートフォン「LUCE」も発表した(写真2)。価格は一括払いで3万3600円。
mineoがiOS 8で利用できない問題については、「KDDIとアップルに解決に向けた要望をしている。期待に応えられず申し訳ない。詳細が分かり次第報告する」と話した。