写真●バッファローの「WSR-300HP」
写真●バッファローの「WSR-300HP」
[画像のクリックで拡大表示]

 バッファローは2014年12月17日、無線LANルーターの新機種「WSR-300HP」を発表した(写真)。2015年1月中旬に発売する。

 WSR-300HPは、2.4GHz帯のIEEE 802.11b/g/nに対応する。理論上の最大通信速度は300Mbps(802.11n)。3つのLAN端子と1つのインターネット端子は、ギガビットイーサネット(1000BASE-T)に対応。アンテナを最適なレイアウトで配置し接続の安定性を向上。高性能パワーアンプの採用で飛距離を延長し、安定した通信を実現したという。

 特徴は、無線LAN接続に関する困りごとを解決する無料のスマートフォン用アプリ「Dr.Wi-Fi」に対応している点。このアプリは困りごとを解決まで誘導するもので、Wi-Fiの初期設定や接続のトラブル、接続後の設定変更などをサポートへ問い合わせずに解決可能だという。iPhone用(iOS7以降に対応)と、Android用(Android4.0以降に対応)があり、1月7日ごろに公開する予定である。Dr.Wi-Fiに対応する製品はWSR-300HPが初めて。バッファローが今後発売する機種は、基本的に対応するという。従来機種はこのアプリに対応しない。

 スマホ・タブレットで動作する初期設定用アプリ「QRsetup」、スマホ用の設定変更用アプリ「Wi-Fiリモコン」、Wi-Fiリモコンを簡単に起動するためのスマホアプリ「StationRader」を利用できる。AOSSやWPSを使った接続もサポートする。

 本体サイズは140×140×31mm。スタンドが付属しており、縦置き、横置き、壁掛けが可能。どの設置場所でも放熱穴をふさがない設計になっている。希望小売価格は税別6600円。