図●次世代SMSサービスの全体構成図
図●次世代SMSサービスの全体構成図
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 日本デジタル配信(JDS)とNECは2014年12月17日、ケーブルテレビ事業者向けに加入者管理システム(SMS: Subscriber Management System)をクラウドサービスで提供することで合意したと発表した。

 今回の合意によりJDSは、現在提供中の「統合クラウドサービス」に、新たにNECの加入者管理システムの「DCBEE(ドクビー)」を基盤にして、ケーブルテレビ業界が必要とする新たな共通機能やインターフェースなどを追加したクラウドサービスを次世代SMSサービスとして提供する()。「DCBEEは、ケーブルテレビ事業者の業務プロセスをシステム化し一元管理することで、業務の効率化や加入者のCS向上に寄与するほか、売り上げや加入者推移などの経営分析機能も備える基幹システム」で、これまで全国のケーブルテレビ100社以上への導入実績があるという。

 JDSとNECは、金沢ケーブルテレビネットや伊豆急ケーブルネットワークに対し、既に同サービスの提供を開始している。

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