ソフトバンク コマース&サービスは2014年12月16日、米国のベンチャー企業であるMiseluが開発したワイヤレス音楽キーボード「C.24(シー・ニジュウヨン)」を同日より発売すると発表した(写真1写真2)。オンラインサイトである「Softbank SELECTION オンラインショップ」で販売する。低消費電力の無線通信方式であるBluetooth Low Energy(Bluetooth 4.0)を使ってMIDIの情報をやりとりする「MIDI over Blutooth LE」に対応する世界初のワイヤレス音楽キーボードをうたう。

写真1●iPad/iPhone向けワイヤレス音楽キーボード「C.24」。写真はiPadと組みわせた例
写真1●iPad/iPhone向けワイヤレス音楽キーボード「C.24」。写真はiPadと組みわせた例
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写真2●「C.24」を手にするソフトバンク コマース&サービス執行役員SBS事業本部長の松田広史氏(左)とC.24を開発した米Miselu CEO&Founderの吉川欣也氏
写真2●「C.24」を手にするソフトバンク コマース&サービス執行役員SBS事業本部長の松田広史氏(左)とC.24を開発した米Miselu CEO&Founderの吉川欣也氏
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 C.24は、iOS 8以降を搭載するiPad(第2世代~第4世代、AirおよびAir2、mini、mini2、mini3)およびiPhone、MacOS X 10.10(Yosemite)搭載機と組みわせて使える音楽キーボード。iPad(第2世代)でC.24を利用するにはアップルのCamera Connection Kitなどが必要になる。さらにC.24はキーボードをたたんだ状態でiPad(第2世代~第4世代)のケースにもなる。

 鍵盤の構造に特徴があり、一般的にはばねを使うところを磁石の反発でキーボードを押した際の重さを感じさせる。また打鍵の速さはキーの光センサーがとらえた光量で判断する仕組みになっている(写真3)。

写真3●独自の機構を採用した鍵盤
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写真3●独自の機構を採用した鍵盤
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写真3●独自の機構を採用した鍵盤