米Googleの社内ベンチャーNiantic Labs(ナイアンテックラボ)は2014年12月13日、都内で同社が提供する位置情報を使った無料のスマートフォン(スマホ)ゲーム「Ingress(イングレス)」の公式イベント「Darsana Tokyo(ダルサナ)」を開催した(写真1)。

写真1●Darsana開会式の会場となった日比谷野外音楽堂の光景
写真1●Darsana開会式の会場となった日比谷野外音楽堂の光景
約3000人収容の音楽堂が緑と青の“エージェント”で埋め尽くされた
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 約5000人のエージェント(Ingressのプレイヤー)が集結。都内3カ所に別れて約半日、Ingressを楽しんだ。ダルサナはGoogleが世界各地で開催しているIngressの公式競技で国内での開催は東京が初めて。同社によると、参加者5000人は過去最大だという。

 「今日のDarsanaはIngressの歴史の中で最も大きなイベントになりました」。Niantic Labsを率いるGoogleのジョン・ハンケ副社長(写真2)が挨拶に立つと、日比谷野外音楽堂を埋め尽くしたエージェントから大きな歓声が沸く。

写真2●開会式の挨拶に立つ米Googleのジョン・ハンケ副社長
写真2●開会式の挨拶に立つ米Googleのジョン・ハンケ副社長
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