写真●左から、ヤフー 執行役員 検索サービスカンパニー長の宮澤弦氏、HIKAKINさん、橋本環奈さん、市川海老蔵さん、橋本小雪さん(日本エレキテル連合)、中野聡子さん(同)、筧美和子さん、ヤフーの宮坂学代表取締役社長
写真●左から、ヤフー 執行役員 検索サービスカンパニー長の宮澤弦氏、HIKAKINさん、橋本環奈さん、市川海老蔵さん、橋本小雪さん(日本エレキテル連合)、中野聡子さん(同)、筧美和子さん、ヤフーの宮坂学代表取締役社長
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 ヤフーは2014年12月8日、検索サービス「Yahoo!検索」でその年に最も検索数が増加した人物・作品・製品を表彰するアワード「Yahoo!検索大賞」を創設したことを発表した。同日、第1回となる「Yahoo!検索大賞2014」の受賞式を開催(写真)。大賞に、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手を選出した。

 Yahoo!検索大賞2014は、Yahoo!検索の検索データを基に、2014年1月1日~11月1日の1日あたり平均検索回数から、2013年1月1日~12月31日の1日あたり平均検索回数を引いた数字が最も大きかったキーワードを「パーソンカテゴリー(全8部門)」「カルチャーカテゴリー(全5部門)」「プロダクトカテゴリー(全5部門)」で抽出し、対象となる人物・作品・製品を表彰するものだ。さらに、パーソンカテゴリーの8部門横断で、最も検索された人物を今年の顔として「大賞」に選出した。

 同社 執行役員 検索サービスカンパニー長の宮澤弦氏(写真左)は、同賞について、「会議室で選考委員が話し合って受賞者を選出するのではなく、インターネット検索結果のファクトのみで決定する新しいアワードだ。検索行動という能動的な国民の意思を反映した賞である」と説明した。また、同社の宮坂学代表取締役社長(写真右)も、「年末の風物詩として、これから同アワードを育てていく」と意気込んだ。

大賞に「羽生結弦」、「妖怪ウォッチ」などが部門受賞

 2014年の「大賞」に選出されたのは、ソチオリンピック男子フィギュアスケート金メダリストの羽生選手。羽生選手は、パーソンカテゴリーの「アスリート部門」および「大賞」の2部門での受賞となった。

 その他、パーソンカテゴリーでは、アイドル部門から「橋本環奈」(写真左から3人目)、ミュージシャン部門から「SEKAI NO OWARI」、お笑い芸人部門「日本エレキテル連合」(写真右から3人目と4人目)、モデル部門「筧美和子」(写真右から2人目)、女優部門は「石原さとみ」、俳優部門「市川海老蔵」(写真左から4人目)、どの部門にも属さないスペシャル部門から「HIKAKIN」(写真左から2人目)がそれぞれ選出された。

 プロダクトカテゴリーは、今年はトライアルとして「飲料」「お取り寄せ」「家電」「クルマ」「コスメ」の5部門を設けた。「プロダクトカテゴリーの部門構成は、時代に合わせて毎年見直していく」(宮澤氏)とする。飲料部門はグリコの健康飲料「アーモンド効果」、お取り寄せ部門では御菓子所「ちもと」が製造する和菓子「八雲もち」、家電部門ではレイコップ・ジャパンの布団クリーナー「レイコップ」、クルマ部門はスズキの「ハスラー」、コスメ部門ではカネボウ化粧品の「ルナソル アイシャドウ」が受賞した。

 カルチャーカテゴリーの受賞作品は、「妖怪ウォッチ」(アニメ部門)、「アナと雪の女王」(映画部門)、「モンスターストライク」(ゲーム部門)、「ルーズヴェルト・ゲーム」(小説部門)、「花子とアン」(ドラマ部門)。