写真●ベトナムの若者向けECサイト「Sendo」
写真●ベトナムの若者向けECサイト「Sendo」
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 SBIホールディングス、eコマース事業のBEENOS、決済事業の香港イーコンテクスト アジアの3社は2014年12月5日、ベトナムの若者向けEC(電子商取引)モールを展開するセンドーに共同で33%出資することで合意したと発表した。同モールの取扱高を1年で3倍に引き上げる。出資額は非公開。

 センドーは、ベトナムのICT最大手FPTコーポレーションのグループ企業。アパレル用品を中心に、ベトナムの若者向け商品を取り扱うECモール「Sendo」を運営している(写真)。同モールの直近30日間の受注件数は約12万に上り、取扱高はベトナム最大規模だという。

 SBIホールディングスなど3社は、FPTグループと共同でSendoの運営に当たる。ベトナムのEC市場は、2013年の22億ドルから2015年には約2倍となる40億ドルに拡大すると予測されている。