ジャストシステムは2014年12月2日、都内で新製品発表会を開催し、日本語ワープロソフト「一太郎2015」や、日本語入力システム「ATOK 2015」などを披露した。いずれも2015年2月6日に発売する(写真1)。
発表会にはジャストシステム 代表取締役社長の福良伴昭氏が登壇。2015年に30周年を迎えるという一太郎の歴史を振り返った(写真2)。
「一太郎の前身となるjX-WORD太郎を発売したのは1985年のこと。その後、日本一のワープロソフトになるよう願って名付けた一太郎を発売した」(福良氏)と振り返った。当時、福良氏自身も開発メンバーだったというエピソードを披露し、「お客様からの大きな反響を糧に、夢中で開発に取り組んできた。今後も情報端末の進化に合わせ、一太郎はユーザーの思考と表現を支援するソフトウエアとして進化を続けていく」(同)と展望を語った。
ATOK 2015は変換機能が向上、新サービス「ナントカ変換」も
ATOK 2015については、ジャストシステム CPS事業部 開発部の下岡美由紀氏が登壇。2014年を振り返り、「ATOKにとって大きな年となった。Windows、Mac、Androidに加え、iOS版を提供することができた」と語った(写真3、写真4)。