総務省は2014年12月2日、東経110度CS放送用周波数を使用する衛星基幹放送を行う基幹放送局の免許申請受け付け結果を発表した。衛星放送において基幹放送局は、衛星基幹放送事業者の放送番組をそのまま放送し、視聴者に提供する役割を担う。

 2014年10月28日から11月28日までの受け付け中に、1社から免許申請があった。申請者はスカパーJSATである。

 現行の東経110度CSである「N-SAT-110」は2015年に設計寿命を終える。このため総務省は、N-SAT-110の後継衛星を運用する基幹放送局の免許申請を受け付けていた。

 今回、申請を行ったスカパーJSATは現在、基幹放送局提供事業者としてN-SAT-110を運用している。同衛星の運用終了後、後継衛星を使って基幹放送局の提供を継続することになる。

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