米Twitterは今後、ユーザーがスマートフォンでどのようなアプリケーションを使っているか追跡する。同追跡機能はオプトアウト方式のため、ユーザーが無効にしない限り自動で追跡が行われると、米IT系メディアサイト「Re/code」などは指摘している。

 Twitterが現地時間2014年11月26日までに設置したサポートページによると、Twitterはユーザーの端末にインストールされたアプリケーションのリストを収集する。収集はときおり行われ、そのつどリストを更新する。リストをもとに、ユーザーの興味に合わせてカスタマイズしたコンテンツを配信することが目的だとしている。

 具体的には、同じ興味を持つ「おすすめユーザー」の提示を強化するほか、特に関心を抱きそうなツイート、アカウント、その他コンテンツをタイムラインに追加する。また、いっそう興味に合ったプロモーションコンテンツを表示する。

 追跡するのはアプリケーションの一覧のみで、アプリケーション内のデータは収集しない。iOS端末の「Limit Ad Tracking(追跡型広告の制限)」またはAndroid端末の「Opt out of interest-based ads(インタレストベース広告のオプトアウト)」を設定すれば、アプリケーションリストの追跡を無効にできる。追跡機能が無効に設定されると、Twitterは回収済みのデータを削除し、その後の収集を停止する。