画面●「Offer」サービスの画面例
画面●「Offer」サービスの画面例
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 米Twitterはキャッシュバッククーポンサービス「Offer」を米国で提供することを現地時間2014年11月25日までに明らかにした(画面)。ユーザーはTwitterに表示されたクーポンを直接カードにひも付けて割引特典を受けることができる。

 Offerサービスに関するサポートページによると、同サービスを利用するにはまず、ユーザーはTwitterにクレジットカードまたはデビットカードを登録する必要がある。

 小売業者やブランドによるクーポン付きプロモツイート(オファー)がタイムラインに表示されるので、気になるものがあればツイート内の「Get offer」ボタンをタップする。クーポンの詳しい内容を確認し、利用したい場合は「Add offer to card」をタップする。オファーがカードに追加され、確認通知がユーザーに配信される。

 対象の商品を購入をする際、登録してあるカードで決済すると、追加済みのクーポンが適用され、後日キャッシュバックが受けられる。クーポンを出力したり、店員に表示したりする必要はない。キャッシュバックは数日以内にクレジットカード明細に記録される。

 ユーザーが登録したカード情報については「暗号化され、安全が確保された状態で保存される。小売業者らと共有されることはない」と、同社は説明している。

 米メディアの報道(TechCrunch)によると、当初はテストとして、限られた少数の小売業者およびブランドがホリデーシーズンに向けた特典を提供する。米国ユーザーはTwitterサイトとモバイルアプリケーションから利用できる。

 なおTwitterは、モバイル端末上でツイートから直接商品を購入する機能も米国でテストしている(関連記事:Twitter、ツイートから商品購入できる「Buy」ボタンの試験開始)。