米Twitterは現地時間2014年11月20日、公開されているツイートについて特定の相手と非公開で会話できる機能の提供を開始した。ダイレクトメッセージを使って、手軽にフォロワーとツイートを共有できる。

 モバイルアプリケーションの場合、タイムライン上のツイートを長押しして、表示されたメニューから「Share via Direct Message(ダイレクトメッセージで共有)」を選択する。WebサイトとTweetDeckクライアントでは、ツイートの「…More(その他)」をクリックすれば、オプションメニューから選択できる。共有したい相手を指定し、コメントを付け加えて送信する。

 受け取った相手にはプッシュ通知が届き、ダイレクトメッセージの会話内に直接ツイートも表示される。

 同機能は、iOS版Android版アプリケーション、twitter.comサイト、Windows版とChrome版TweetDeckで同日より利用可能。Mac版TweetDeckは近日中に対応する。

 これまで、ツイートをダイレクトメッセージで共有するには、ツイートのリンクをコピーしてメッセージに埋め込む必要があった。「今回はたいした機能強化ではないが、ユーザーにとってもっと直感的で使いやすいプラットフォームにするためのより大きな努力の一部」と、米メディア(Mashable)は報じている。

 同社は11月12日に、ダイレクトメッセージ機能を向上し、近いうちに利用可能にするとしていた。その際、ビデオ投稿機能など新たな機能の開発に取り組んでいることも明らかにしている(関連記事:Twitterがビデオ投稿機能を開発中、来年前半を目処)。

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