写真●2014年7月に開催した「IT Japan 2014」で講演するシスコシステムズの平井康文社長(写真:井上裕康)
写真●2014年7月に開催した「IT Japan 2014」で講演するシスコシステムズの平井康文社長(写真:井上裕康)
[画像のクリックで拡大表示]

 シスコシステムズの平井康文社長が退任することが分かった。米シスコシステムズの日本法人であるシスコシステムズ合同会社の代表執行役員社長を務める平井氏は、2014年11月30日まで現職を継続。その後、2015年1月末までの2カ月間は同社のエグゼクティブ シニア アドバイザーを務める。

 後任人事は未定。後任が決まるまでの間、米シスコシステムズのシニア バイス プレジデントでアジア パシフィック ジャパン地域社長を務めるアーヴィン・タン(Irving Tan)氏が、2014年12月1日付で日本事業の責任者を暫定的に兼務する。

 平井氏は、日本アイ・ビー・エム、マイクロソフトを経て2008年にシスコに入社。2010年8月に代表執行役員社長に就任した。今回の退任は平井氏の個人的な理由によるものという。「平井(社長)が次の挑戦のために退任を申し出て、それが受理された」(シスコシステムズの広報)。