グーグルは2014年11月12日、都内で新製品体験会を開催し、Nexusシリーズのスマートフォンやタブレットなど、最新機種を報道関係者向けに披露した。

 「Nexus 6」は、12月上旬以降に発売を予定する6インチの大型スマートフォン(写真1)。Google Playで販売するほか、キャリア版はワイモバイルが独占的に販売する見込みとなっている。「Nexus 9」は8.9インチのタブレットで、すでにWi-Fi版が発売済み。いずれもOSとして最新の「Android 5.0 Lollipop」を搭載する。

写真1●6インチの大画面スマートフォン「Nexus 6」
写真1●6インチの大画面スマートフォン「Nexus 6」
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 グーグルによる体験会では、Nexus 6およびNexus 9の実機が展示された。以下、その特徴を見ていきたい。

6インチ「Nexus 6」は、iPhone 6 Plusも上回る大型スマホ

 Nexusシリーズの最新スマートフォンとしては、モトローラ製のNexus 6を展示した。12月上旬以降に発売、Google Playでの価格は32GB版が7万5170円、64GB版が8万5540円となる。

 特徴は、約6インチ(5.96インチ)の大画面AMOLEDディスプレイ。画面解像度は2560×1440ドット(QHD)、画素密度は493ppiと高く、高精細な表示が可能。日本語の文字も非常に滑らかに表示されていた。表面保護にはGorilla Glass 3を採用する。