中国Alibaba Group(阿里巴巴)は現地時間2014年11月11日、「独身の日」の特別セール開始から1時間12秒で約20億ドル(約122億3000万人民元)相当の商品が販売されたと発表した。このうち、モバイルによる購入が45.7%を占めた。

 中国では、11月11日は「1」(1人)が並んでいることから「独身の日」とされ、この日を祝う習慣が若者の間で広まった。Alibabaは「Tmall(天猫)」など同社が運営するECサイトで、11月11日の24時間セールを2009年から行っている。

 今年はセールが始まってから17分58秒で、取扱額が約10億ドル(約61億2000万人民元)に達した。このうち47.8%はモバイルデバイスを介した購入だった。

 なお2013年11月11日は、取扱額が20億ドルに達するのに約9時間かかったという(米Forbesの報道)。昨年の24時間セールの総取扱額は約57億8000万ドル(約351億9000万人民元)だった(関連記事:中国の「独身の日」、Alibabaのネット通販販売額、過去最高の350億元に)。

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