フォノイコライザーアンプとUSB出力を搭載したアナログターンテーブル「TN-350」
フォノイコライザーアンプとUSB出力を搭載したアナログターンテーブル「TN-350」
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 ティアックは、フォノイコライザーアンプとUSB出力を搭載したアナログターンテーブル「TN-350」を2014年11月下旬に発売する。フォノ入力を持たないアンプやパソコンに接続し、アナログレコードを再生できる。価格はオープン、予想実売価格(税別)は5万2000円前後。

 アルミ・ダイカスト製プラッターを高トルク型DCモーターで駆動する2スピードベルトドライブ式のターンテーブルで、33 1/3回転と45回転に対応する。ユニバーサル式トーンアームを採用し、好みのユニバーサル式ヘッドシェルやカートリッジに付け替えて好みの音質を追求するといった、レコード再生ならではの楽しさを味わえるという。

 フォノイコライザーアンプには、新日本無線製オペアンプ「NJM8080」を採用。また、米Texas Instruments製A/Dコンバーターを搭載し、アナログレコードの音を48kHz/16bitのCDクオリティでUSBデジタル出力できる。

 オーディオテクニカ製MM(VM)型カートリッジ(AT100E相当)を装着済みで、購入後すぐにレコードを再生できる。キャビネットは天然木突板に多層塗りを施した光沢仕上げ。主要パーツをマウントするコア材には高密度MDFを採用した。本体寸法は幅420×高さ117×奥行き356mm、重さは約4.9kg。