米IBMは現地時間2014年12月2日に公表した米国ホリデーシーズンのオンラインショッピングに関する調査によると、11月第4木曜日の感謝祭(今年は11月27日)の翌週月曜日に当たるサイバーマンデー(今年は12月1日)は、前年と比べオンライン売上高が8.5%増加した。平均支出金額は注文1回当たり124.21ドルで、前年比3.5%低下した。

 スマートフォンやタブレットなどモバイル端末からの売上高は前年比27.6%増加し、オンライン売上高全体のは22%を占めた。モバイル経由のトラフィックは同30.1%増で、トラフィック全体に占める割合は41.2%となった。

 モバイルプラットフォーム別で見ると、注文1回当たりの平均支出金額はiOSが114.79ドル、Androidは96.84ドルだった。全オンライントラフィックに占める割合は、iOSが28.7%、Androidは12.2%。全オンライン売上高における比率は、iOSが17.4%、Androidが4.4%だった。

 また、感謝祭当日からサイバーマンデーまでの5日間のオンライン売上高は前年比12.6%増加し、過去最高を更新した。モバイル経由の売上高は同27.2%急伸した。

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