米comScoreは現地時間2015年9月3日、米国スマートフォン市場に関する調査結果を公表した。同年7月(5~7月の3カ月平均、以下同)のメーカー別加入者数(13歳以上)シェアは米Appleが増加し、引き続き首位となった。

 Appleのシェアは44.2%で、3カ月前から1.1ポイント増えた。これに韓国Samsung Electronicsが27.3%で次いだ。Samsungのシェアは同1.3ポイント減少した。3位は韓国LG Electronicsの8.7%で、同0.3ポイント増加。このあと、米Motorola Mobilityの4.9%、台湾HTC(宏達国際電子)の3.5%が続いた。Motorolaのシェアは3カ月前と同じ、HTCは同0.2ポイント減少した。

 スマートフォンのOS別シェアは「Android」が51.4%で首位を維持したが、3カ月前から0.8ポイント減少した。2位はAppleの「iOS」で、シェアはメーカー別シェアと同じ同1.1ポイント増の44.2%。

 3位以降は「Windows Phone」(シェア2.9%)、「BlackBerry」(同1.3%)、「Symbian」(同0.1%)の順だった。このうちWindows PhoneとBlackBerryのシェアはそれぞれ3カ月前から0.1ポイント減と0.2ポイント減、Symbianは横ばいだった。

 米国における2015年7月のスマートフォン所有者数(13歳以上)は1億9140万人で、1年前の1億7300万人から10.6%増えた。また携帯電話加入者全体(13歳以上)に占めるスマートフォンの比率は77.1%となり、1年前の71.8%から拡大した。

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