調査会社のMMD研究所は2016年4月28日、スマートフォンの購入意向に関する調査結果を発表した。2015年10月~16年3月にかけて、スマートフォンを購入した15歳以上の男女693人を対象に実施した。
それによると、スマートフォン購入時のポイントとして、操作性の良さを「重視する」または「やや重視する」と答えた回答者は83.1%に達した。バッテリーの持ちが82.6%、画面の大きさが78.2%と続いた。
購入前に利用していた端末の利用期間についても聞いた。「2年~2年半」が25.4%で最多。3年以上の利用は、21.2%だったという。
端末購入前の通信事業者と購入後の切り替えの有無についても調査した。現在大手の通信キャリアを契約している人は、「同じ大手通信キャリアを使っている」という回答が69.6%で最多だった(図)。「大手通信キャリアから別の大手通信キャリアに変更した」が29.5%と続いた。「MVNOから大手通信キャリアに変更した」という回答は、0.9%にとどまった。
現在MVNOと契約している人を対象とした調査では、「キャリアからMVNOに変更した」という回答が64.4%で最多となり、「同じMVNOを使っている」が32.7%と続いた。MVNO間での切り替えは2.9%だったという。