図●タブレット端末の利用頻度
図●タブレット端末の利用頻度
(出所:MMD研究所)
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 調査会社のMMD研究所は2016年4月14日、タブレット端末の利用状況に関する調査結果を発表した。タブレット端末を所有する20歳以上の男女1032人を対象とした。それによると、所有者の52.4%が「ほぼ毎日」タブレット端末を利用していることが明らかになった。

 購入したきっかけを聞いたところ、「店頭(陳列・POPを見て)」が30.3%と最も多く、次いで「インターネットでのクチコミ」が27.3%、「友人・知人からのクチコミ」が26.8%。「インターネットでのクチコミ」が減少傾向にあるに対し、「友人・知人からのクチコミ」が増加したと分析した。

 利用者がタブレット端末を持ち歩く状況についても調査。それによると、「よく携帯している」が30.3%、「たまに携帯している」が24.4%で、合わせると54.7%の人が持ち歩きしているという。

 また、タブレット端末購入時に重視した項目では、「端末(画面)の大きさ」を「重視する」あるいは「やや重視する」という回答が合計で86.2%にも達し、最多となった。次いで「操作性の良さ」が82.5%、「バッテリーの持ち」が81.4%だった。

 タブレット端末を常時持ち歩いている人を対象に、重視した項目について聞いたところ、最も多かった項目は「端末(画面)の大きさ」で91.1%、次に「端末の軽さ(重量)」が88.2%、「操作性の良さ」が86.6%。

 タブレット端末の満足度については、「端末(画面)の大きさ」について「満足」あるいは「やや満足」という回答は84.8%で最多。次いで、「画質の良さ」が71.3%、「操作性の良さ」が70.4%となった。なお、「総合的な満足度」は74.2%だった。

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